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ウェットとドライ — 音が「濡れてる」ってどういうこと?

ウェットとドライ — 音が「濡れてる」ってどういうこと?

リバーブの設定画面に必ずいる「Wet」「Dry」「Mix」。
音が濡れてるってどういうことなの、と初見で思ったのは、あなただけではありませんw

ドライ=素の音、ウェット=効果の音

ドライは素の原音、ウェットはエフェクトを通った音。Mixつまみは両者の混ぜ具合であることを示す図

由来は録音スタジオの比喩で、エフェクトのかかっていない素の音を「乾いた音(ドライ)」、リバーブなどを通って響きをまとった音を「濡れた音(ウェット)」と呼びます。
そしてMixつまみは、この2つの混ぜ具合。
Mix 0%なら素の音だけ(エフェクトなしと同じ)、100%なら効果音だけ(原音が消えて響きのみ)、30%なら「素の音7:響き3」のブレンドです。

Mix0%では素の音のままで変化がなく、Mix30%で素の音と響きがブレンドされることを示す図

実用上の勘どころ

  • ボーカルのリバーブはウェット控えめから — 2〜3割も混ぜれば十分響いて聞こえることが多い。「風呂化」はウェット過多のサイン
  • Mix 100%を使う場面もある — センドでリバーブを使うときは、エフェクト側をウェット100%にして響きだけを混ぜるのが定石(この仕組みは近日「センドとインサート」の回で)
  • 「かかってない?」と思ったらまずMixを見る — プラグインを挿したのに変化がない事件の犯人は、だいたいMix 0%です
ボーカルのリバーブMixの目安。20〜30%が基本、40〜50%は演出、60%以上は風呂化

まとめ

  • ドライ=素の音、ウェット=エフェクトを通った音。Mixは混ぜ具合
  • ボーカルの空間系はウェット控えめが基本
  • 「効いてない」と思ったらMixつまみを疑う